2022年
08月
04日
(木)
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編集

YTさん
構成を考え、アクリルガッシュで着彩する色彩構成に取り組んでくれました。
今回の主な制作条件は、
■長方形を5つ用いる
■作為性のない構成である
■透明感が感じられる
ということでしたが、色の重なりによる必然性や斑のない丁寧な彩色が出来ていて、大変高いクオリティーで仕上がっています。
画面を構成する力や混色による色相や明度・彩度などの基本が学べるので、普段、普通に油彩や水彩を描いている方も取り組んで損はない課題です。
「いつも形、色には位置を持たせなさい」(久保守 1905-1992)
私の師(山本勇一先生 1944-2022)の座右の銘であるこの言葉の重要性をどれだけの人が深く理解できているでしょう。
本当の意味でいい絵を描きたいのなら、この言葉が示している本質をしっかりと理解しておく必要があります。
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