2021年
08月
20日
(金)
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編集

NKさん(高3)
スクールに来て最初の作品です。
透視図法に基づいて、明暗のレンジも豊かにしっかりと描けています。
「水平面上に置かれた直方体の稜線は、観察者の目の高さで消失する」
ということを意識しないで描くと、矛盾のある不自然な形になってしまいます。
何故なら、「実際には平行な線は平行に描きたい」という心理的なバイアスが無意識に働いてしまうからです。
最初の内はパースがきつ過ぎるように感じるかもしれませんが、眼が育ってくると徐々に自然に見えて来ます。
そうなるまで沢山デッサンを描くことが大切です。
「錯覚の向こう側に真実が待っている」
ご縁あって当スクールを選んでくださった生徒さんには、
「世界の本当のカタチを見て欲しい、知って欲しい」
という思いをもって授業をしています。
「そんなことはどうでもいい、楽しく描ければそれでいい」という方は天神山アートスクール以外の教室のほうが向いているかもしれません。
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