2020年
12月
21日
(月)
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TTさん(高2)『レンガと石』
スクールに来て最初の作品です。
レンガや石の構造がしっかりと表現できているだけでなく、
石の質感が深い観察をとおして大変よく描けています。
メインテーマは2点透視図法の理論的理解とその表現の仕方です。
具体的な方法としては主に次の2つです。
1.アイレベルにヴァニシング・ポイント(消失点)が存在しているかを検証する。
2.T字線プレートと透視枠を用いて輪郭線や稜線の角度を調べ、誤差を調整する。
「本質を深く理解しておくこと」が出来てしまえば、
その後はその応用でどのようなものも楽々と描けてしまいます。
「なんとなく描けてそうだね」で済ませないことが大事です。
客観的なデータを取るアイテムとして欠かせないのがT字線プレートです。
当スクールの美術研究所 審美館から画材として製品化しています。
スクールにサンプルを常備していますのでお試しください。
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