2023年
06月
21日
(水)
|
編集

IRさん
アイレベルに直方体の消失点があることを確認しながら、透視図法的に矛盾なく描けています。
対面率と面密度の連関法則に基づいて、それぞれの面の方向の違いも明瞭に描き分けられているので、構造が明瞭に表現できています。
線はそうした面の方向を暗示する力を持っているとともに、線を使わずに濃淡で描く場合に対してWETよりDRY、SOFTよりHARDな質感を描くことが出来るため、表現し得ることも大きく広がります。
美術系の大学や高校に進学した生徒さん達から時々、「線は使わなくていいよ、濃淡で描きなさい」と教わっているというような話を聞くことがあります。
そうしたことから、線が持つ力や意味を深く理解できていない美術のセンセイ達が一定数いるということが推測されます。
home
...