2013年開校、札幌市豊平区にある絵画教室。1回3時間のレッスン、4回分9500円(2時間コースは4回分7500円)のチケット制です。デッサン、油彩、水彩など、初心者の方から経験者の方まで、それぞれの生徒さまに応じて、適切なアドバイスをいたします。受験対策にも対応。随時見学可能です。お気軽にお問い合わせください。
天神山アートスクール ブログ
生徒さんの作品です
2021年 11月 10日 (水) | 編集
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HMさん 『石膏:鉛筆を持つ手』

手の石膏を描いてくれました。
人物を描く際に手がちゃんと描けることは大切ですね。
こうした石膏で練習しておくことも大変有意義なことかと思います。
微妙な面の変化やローライト、反射光など、とても繊細に表現できています。

作者不詳のモチーフです。
ニュルンベルクでFriedrich Staedtlerによって1662年頃に鉛筆が発明されたということなので、
タイトルが正しいのであれば、それ以降の作品ということになります。
石膏にはタイトルが怪しいものも少なくないので、何とも言えない感じですが・・・。
例えば、通称「獅子冠女神像」は実際には男性の「ヘラクレス像」であることが分かっていたりします。
スクールにある「セネカ胸像」もどうやらセネカではないらしいです。
生徒さんの作品です
2021年 11月 09日 (火) | 編集
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OSさん(小4)

スクールに来て最初の作品です。
レンガを描いてもらいましたが、最初のかたちは実際に下の画像のような様子でした。

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「このレンガをたくさん用意して後ろの方に並べたらどうなるかな?」
「このままだと後ろのレンガの方が大きくなるね」
「だんだんと小さく見えるかもしれないね」
「地平線のところまで行ったら、豆粒みたいな点になりそうだね」
といった会話やスケッチ、資料を通して少しずつ透視図法的な理解をしていってもらいました。
こうした体験を積み重ねていくことで、空間的な理解が少しずつ育っていくことと思います。
生徒さんの作品です
2021年 11月 03日 (水) | 編集
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MHさん(美大2)

最近は石膏像デッサンを繰り返し描いているHさん。
石膏像デッサンを通して得られる表現の理論やスキルは美術分野の様々な表現に活きていくでしょう。
とても繊細・丁寧に表現出来ています。

『石膏胸像:ボルゲーゼの闘士胸像』
原作は現在ルーブル美術館にある全身像です。
ギリシャ時代のオリジナルはブロンズ像だったそうですが、この像はローマ時代の大理石による模刻です。
ボルゲーゼ(フィレンツェの南50kmにあるシエナ出身の貴族)のコレクションであったことからこの名称になっています。
今月の一枚
2021年 11月 01日 (月) | 編集
涌田利之 - EX-LIBRIS ⅩⅩⅤⅠ

教室の赤いポストの横の壁面に毎月作品を入れ替えて展示しています。
今月は札幌市出身で武蔵野美術大学を卒業されている涌田利之さんの木口木版画です。
額縁のマットの丸窓が直径13cmくらいなのですが、下の画像をご覧ください。

涌田利之 - EX-LIBRIS ⅩⅩⅤⅠ-2

作品の縦横約3cmの部分を拡大した画像です。
ビュランで木を彫っているとは考えられない超絶技巧です!
油彩の画溶液のためのアイテム
2021年 11月 01日 (月) | 編集
市販の画溶液はある程度の大きさのボトルに入っていますが、
思っていた量より沢山出てしまったり、必ずと言っていいほどボトルから液だれしてしまいます。
中原が普段使っているアイテムをご紹介します。

シリコンの蓋 (2)

後列のボトルはインク系描画材のための詰め替え容器ですが、これに画溶液を入れて使っています。
先端が極細の金属製で一滴単位で思った通りの量を抽出できます。
シリコン製のキャップが付いていて、気密性が高いこともポイントです。
前列左が画溶液を入れるために使っている直径6cmのガラスボウル。
前列右がシリコン製の蓋です。

シリコンの蓋 (3)

軽く押し付けると、持ち上げてもボウルが付いて来るくらい気密性が良いです。

シリコンの蓋 (1)

シリコン製の蓋はマグカップ用の市販品を円切りカッターで直径7cmに切って使っています。

このように使うことで、乾性油の酸化重合反応を最小限に抑える効果が期待できます。
通常、ボトルを開け閉めする度に新たに酸素が供給され、酸化重合反応が進みます。
重合反応が進むということは、酸化力の乏しい(分子構造に二重結合・三重結合が減った)オイルに変容していくことに外なりません。
以上から、留意点は次の通りです。

1. ボトルの開け閉め(酸素の供給)を最小限にする。
2. 使い切る程度の量をボウルに抽出し、長い時間経過したオイルは使わない。
3. 使っていない時間帯は気密性の良い蓋で密閉(酸素を遮断)する。

酸化が進んでしまっているオイルかどうかは、見た目にはほぼ分かりません。
過去に「1週間経っても描いた所が全然乾いていないんです」と仰る生徒さんがいましたが、
このように、オイルの管理に気を付けてみるといいかもしれませんね。

【注】
慣用的に油絵具が「乾く」と言ったりしますが、洗濯物が乾くようなこととは全く違います。
油絵の具が固まるのは、化学反応によるものです。
分子構造に二重結合や三重結合が存在する植物性の乾性油が空気中の酸素を取り込んで高分子化する現象です。
従って油彩用としては酸化力が強い(二重結合や三重結合が多い)ほど適していることになります。
亜麻や芥子の種から抽出されるリンシードオイルやポピーオイルが使われるのはそのためです。
キッチンにある菜種油は使わないでくださいね。
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