2013年開校、札幌市豊平区にあるチケット制の絵画教室です。デッサン、油彩、水彩など、初心者の方から経験者の方まで、それぞれの生徒さまに応じて、適切なアドバイスをいたします。受験対策にも対応。随時見学可能です。お気軽にお問い合わせください。
天神山アートスクール ブログ
生徒さんの作品です
2024年 02月 23日 (金) | 編集
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MYさん(中1)

二点透視図法を深く理解するための制作です。
大変高いレベルで表現できています。
濃淡で描く表現は対面率の変化までは描けますが、
具体的な面の方向を明確に示すことは出来ないという理由で、
当スクールでは鋭い線を理論的に用いて面を構築することの有用性を早い段階で学んでもらっています。
この作品が描き得ている構造の明晰さは、そうした表現が出来ている例証と言えるでしょう。
生徒さんの作品です
2024年 02月 13日 (火) | 編集
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YSさん(中3)

フェルトのカボチャのオブジェの対面率の高い部分には線を使わず、対面率の低い部分やガラス等は線を積極的に用いたりするなどして、それぞれの質感や構造がとても明瞭に表現できています。
とりわけ深い理解が必要な部分は直方体に印刷された円形のマークだったかもしれません。
上面のマークの楕円はそれを取り囲む斜めの稜線に惑わされることなく長軸が水平であり、
垂直面のマークの楕円は、右上方に存在する直方体の消失点に向かうラインがその短軸なので、結果的にその長軸はおよそ4時/10時の方向に成立するという理解にもとづいて描けないとなりません。
透視図法や楕円構造など、デッサンにおける基本的な理論や表現力が必要になるモチーフでしたが、矛盾なく高い完成度で描けています。
生徒さんの作品です
2023年 12月 12日 (火) | 編集
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KSさん

角柱角錐相貫体を構造的に矛盾なくしっかりと描いてくれました。

制作する上での注意点としては、

①観察者のアイレベルで交わる4つの消失点とアイレベルで交わらない2つの消失点が正確に想定出来ていること。
②角錐の底面の正方形の対角線の交点の真上に角錐の上の頂点があること。
③角柱の正方形の上と下の角を結ぶ対角線が2つとも垂直であること。
④その対角線の延長線はその下の円錐の稜線の下から1/3の所を通過すること。
④円錐や正方形の面に生じている反射光の影響が適切に表現できていること。
⑤石膏の質感を考慮して、濃淡ではなく線を使い、対面率に応じて密度を変えること。
⑥縁辺対比の錯覚を考慮して見えているままに描かないこと。

などが挙げられますが、いずれも的確に表現できています。

しっかりと描こうとすると、かなりハードルの高いモチーフですが、
自力で描けるようになると、相当実力がある証拠です。
デッサンを極めたい人は、一度チャレンジしてみて欲しいモチーフです。
生徒さんの作品です
2023年 10月 23日 (月) | 編集
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YSさん(中3)

楕円構造や透視図法など、デッサンにおける基本的理論や表現力がしっかりと身に付いていないと描けないモチーフを大変高いクオリティーで仕上げてくれました。
対面率に応じた密度の変化やローライトとハイライト、映り込み、反射光、縁辺対比による錯覚に対する配慮など、それぞれ全く異なる色と質感のモチーフをとても的確かつ繊細に表現できています。

どのような絵を描くにせよ、
年齢や画歴の長さに関係なく、
こうしたしっかりとしたデッサン力を習得しておくことが、何よりも望まれます。

生徒さんの作品です
2023年 10月 04日 (水) | 編集
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HYさん

美瑛町・美馬牛駅に近い展望花畑 四季彩の丘を訪ねた際のご家族のワンちゃんを丁寧にデッサンし、淡彩で仕上げてくれました。
距離に応じてボケみを増す的確なコントラストの変化と色彩によって、雄大な空間が魅力的に描かれています。
ワンちゃんの影の部分には適度に補色が使われています。
最高の風景をバックに大変生き生きと表現されていますね!

このように、
天神山アートスクールで作品を制作する場合の参考資料は、ご自分で撮影されたものでお願いします。

基本的に他者が撮影した写真はその他者に帰属する写真という媒体の芸術作品です。
美術・デザインの世界で繰り返されている盗作疑惑事案においては、
元画像を許可なく使用し、左右を反転させたり、部分をアレンジしたり、複数のデータを合成したりすることで、気付かれ難くする行為などをよく見かけます。

よい小説を読んだり映画・音楽・絵画などを鑑賞することは、自分自身の心の豊かさや栄養になるものですから、積極的に大いに享受すべきものですが、
他者が撮影した写真等を「見ながら、或いはトレースするなど転写して」絵画を描く行為は、
小説で例えるなら、
気に入った文章だからと言って、他の人の文を「見ながら書き写すこと」と同じ行為だと私は考えています。
それがもしも著作権フリーであろうと、許可を取って権利を買い取ったものであろうと、
複数の著作物から合成したものだろうと、
他の人の文を「見ながら書き写したもの」を自分の著作物と考える人はいないと思います。

そうしたことを「他者の写真や画像・作品・イラスト等」を見ながら描いた「絵画」に置き換えて考えてみて欲しいと思うのです。

2022年 04月 14日のブログの記事の一部を再掲します。

時にWEB上から取った画像や出版されている印刷物等をもとに描きたいとおっしゃる方がいらっしゃいますが、
表現力を磨くことを目的に制作し、
ご自宅内で飾って楽しむことに限るようにお願いいたします。
パブリックドメインとなっているものは別にして、基本的に写真や映像は撮影・作成した方に帰属する芸術作品と考えてください。
コンクールは勿論、個展・展覧会・SNS等、公の場に著作権者に断りなく(許可を得ずに)自分のオリジナル作品であるかのように展示・発表することは著作権上大変な問題が生じる場合がありますのでご注意ください。
すごく気に入った画像でどうしても描きたい場合は、
時間と交通費を掛け、
ご自分の足で元の画像の場所に行き、
同じようなシチュエーションの写真を撮影して描くことをおススメします。
生徒さんの作品です
2023年 09月 16日 (土) | 編集
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WHさん(小6)

おうちの猫ちゃんを丁寧にデッサンし、水彩で仕上げてくれました。
今にも動きそうですね!

大人の生徒さんでも、
「ここをこうすると、もっとこんな感じになりますよ・・・」
という言葉に対して、
「いいの、あまり細かく丁寧に描くの好きじゃないから」
という方もいらっしゃいますが、
Hさんに、
「ここをこうすると、もっとこんな感じになりますよ・・・」
というと必ず、
「じゃ、やってみる!」
と、返事が返ってきます。
数え切れないほど、同じ遣り取りをしましたね。

これほどまでに諦めずにやり続けられるって、
すごい才能なんだよ!
作品を見たら分かるよね。
生徒さんの作品です
2023年 09月 13日 (水) | 編集
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NRさん(高1)

自分で選んだモチーフを丁寧にデッサンし、淡彩で仕上げてくれました。
二点透視図法や楕円構造といった基礎的な理論の理解は勿論のこと、
テラコッタやガラス・木・果物といった質感の異なるモチーフの描き分けが問われる課題です。

デッサンにおいては、底面や背景を白として描くことがほとんどですが、
実際の制作環境がどこまでも白い世界であることはほぼ無いでしょう。
だとすると、
個々のモチーフのアウトライン付近に実際に映り込んでしまっている濃さを
「どこまでも白い環境であったとしたら」
という仮定にもとづいて再構築する必要があります。
加えて縁辺対比による錯覚を見てしまうので、
コントラストを調整することも必要になります。
(絵を深く学びたいと思っている方は、このような理論まで深くしっかりと教えてくれる資質を持った先生のいる学校・教室で学ぶことをおススメします)

そうしたハードルをしっかりとクリアしつつ、
構造や空間感なども客観性が高く、大変ハイレベルな表現になっています。
生徒さんの作品です
2023年 08月 30日 (水) | 編集
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MKさん

北広島市から通ってくださっているMさんの作品です。
お子様たちお二人を丁寧にデッサンした後、淡彩で仕上げてくれました。
とても生き生きと描けている背景には、
影の中に施した適度な補色や、
日当たりから日陰に入っていく直前の部分の彩度のレベルが急激に変化する現象が
適切に施されていることといった、
色彩学的な知識と表現力も大きく関わっています。
生徒さんの作品です
2023年 08月 22日 (火) | 編集
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KSさん

基礎的デッサン力がほぼひと通り問われるモチーフと言ってもよいような課題です。
ですから、何のアドバイスも受けず自力で、
こうしたモチーフをこのようにしっかりと高いレベルで描き上げられたとしたら、
相当自信を持ってもらってよいでしょう。
箇条書きにしてみると、大事な事だけでも以下のようなことが問われます。

■二点透視図法に基づいた理論の理解力
■消失点の高さ(アイレベル)の正確な算出法
■消失点の高さとパースとの整合性
■俯角の大きさに連動した楕円構造の変化の理解
■立っている円筒形と倒れている円筒形の捉え方の違い(二点透視的と三点透視的)
■倒れた円筒形の長軸の正確な把握
■不連続部分のコントラストによる適切な空間感の描出
■2通りのコントラストの理解とその使い分け方
■面密度と対面率の法則
■線の方向の理論による面の方向の描き分け方
■様々な密度が存在し得るシェイドの理論の理解とその表現の仕方
■常に、どんな方向であっても単一なシャドーの密度の理論の理解とその表現の仕方
■反射光の影響の理解とその表現の仕方
■錯覚を避けられない縁辺対比による現象の理解と見えたまま描いてはいけないその配慮の仕方

このようなことを全て自力で解決できて初めて、
真の実力が身についているということに他なりません。

自分がその域に達しているかどうかを判断する方法は簡単です。

それは授業中に講師から
「いいですね」とか「よく描けていますね」
としか言われなくなった時です。
生徒さんの作品です
2023年 06月 22日 (木) | 編集
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MNさん

スクールに来て最初の作品です。
二点透視図法を深く理解して表現できるためのモチーフです。
形体の構造や質感までしっかりと丁寧に表現できています。

「明るさは距離の二乗に反比例する」という物理法則を確認しつつ反射光についてや、
視覚において必ず生じてしまう錯覚・縁辺対比についても学んでもらいました。
見えている通り描いてはいけないことや、見えている通り描けていないこともあるということ等の理解や深い思索をとおしはじめて、
より客観性の高い表現に到達し得るのだということが重要です。
この辺のことをちゃんと理解できていない美術のセンセイに教わること、独学で絵の勉強をしている人はお気をつけて。
当スクールの生徒さんはご安心ください。
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