2021年
03月
16日
(火)
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SMさん(小6) 「家とウサギのオブジェ/ビー玉」
丁寧にデッサンをした後、淡彩で表現してくれました。
それぞれのモチーフが大変しっかりと描けています。
家とウサギは二点透視図法の理論的理解がしっかり出来ていないと、
このように客観性の高い表現にはなりません。
抑制の効いた透明水彩による淡い着彩がさらに作品の魅力を引き上げていますね!
2021年
03月
15日
(月)
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MHさん(美大1) 「石膏像/モリエール」
昨年の春に美大に入学し、その後もスクールで毎週デッサンを学んでくれているHさんの作品です。
今年度の大学はリモート授業も多かったようで大変そうでしたね。
今回はモリエールを鉛筆で描いてくれました。
プロポーションの捉え方や、面の方向の描き分け、シェイドとシャドー、反射光、空間感の描出、量感の豊かさ、背景とのコントラストの再構築などについて考察しながら、しっかりと表現できています。
2021年
03月
14日
(日)
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AMさん 「鉢とウサギのオブジェ」
スクールに来て2作目のデッサンです。
主に楕円構図の理論的理解と表現の仕方について学んでいただきました。
丁寧にデッサンした後、仕上げに水彩で着彩しています。
理論上モチーフとの距離が無限に遠くない限り、
「俯角が大きくなるほど、楕円は膨らむ」
という理解と、
「透視図法に準じた場合も楕円は正楕円として現象する」
ということを確認し、しっかりと構造が描けています。
2021年
03月
12日
(金)
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KKさん(小6)
ご自分で大切にしているぬいぐるみを描いてくれました。
しっかりと鉛筆でデッサンした後、透明水彩で丁寧に仕上げてくれました。
制作時間は長くかかりましたが、その分、
柔らかな質感や豊かな立体感まで大変よく表現できています!
2021年
03月
05日
(金)
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CTさん 「ガラスの容器とトカゲのオブジェ」
主に楕円構造の表現を理解するためのモチーフです。
容器の上部と底部の楕円が矛盾なく綺麗に描けています。
ガラスの屈折や映り込みによる現象も深い観察を通して、
大変しっかりと表現できています。
しばしば誤った記述が市販のデッサン書籍には散見されます。
真実を正確に知り、
その構造を正しい理解に基づいて表現できることが大切です。
2021年
02月
24日
(水)
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YHさん(中1)
自分で選んだモチーフを淡彩で丁寧に仕上げてくれました。
それぞれのモチーフの構造がとても豊かに表現できています。
奥の牛乳パック風の容器のパースも、
アイレベルとその上に生じる2つの消失点が適切にイメージできているので、
とても客観性が高く、自然に描けています。
2021年
02月
24日
(水)
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FKさん(小5) 『ガラスの球体』
描きたいと持ってきてくれたモチーフを黒い紙に白と黒の色鉛筆で表現してくれました。
色鉛筆は消しゴムで消えにくいので、次のような手順で制作します。
①普通の紙に鉛筆でデッサンする
②裏に白いパステルを塗る
③黒い紙の上にデッサンを重ね、輪郭等をトレースする
④黒い紙に白い色鉛筆で描く
⑤紙より暗いところは黒い色鉛筆で描く
①を行うことによって、消して直すことが最小限で済みます。
球体に映る部屋の窓や明かりのハイライト、
紙の上の影や光が屈折して明るくなっている現象など、
とても繊細に描けています!
制作過程において、明るくしていく表現方法は、
アクリル画や油彩画・テンペラ画などで基本となる技法です。
こうした画材に興味のある方は一度チャレンジして欲しいおススメの表現です。
2021年
02月
23日
(火)
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YSさん(小6) 『カエルのオブジェ・ラムネの瓶・積み木』
自分で選んだ難しい3つのモチーフを淡彩で仕上げてくれました。
瓶の透明感や楕円構造、積み木のパースがしっかりと表現できています。
カエルは途中にあるローライトによって量感や構造がとても豊かに描けています!
2021年
02月
22日
(月)
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ISさん(小4)
メモクリップを作ってくれました。
まずはどんな家にするかスケッチをしてから、
鋸(ノコギリ)やドリルで木を加工して、鏨(タガネ)を使って窓や扉を刻印し、
アクリル絵具で彩色して完成です。
赤い屋根や黒い扉、オレンジの煙突の配色が綺麗ですね!
2021年
02月
21日
(日)
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WIさん(高3)
楕円構造をしっかり学ぶためのモチーフです。
とても繊細に鉛筆で描いた後、淡彩で仕上げてくれました。
画面の外側の部屋の様子の映り込みや透明感、質感まで、
大変丁寧な描写で完成度の高い作品に仕上がっています!